森保一監督が英国遠征2連勝で見せた確かな変化 慎重居士が描く勝利へのシナリオを読み解く
同じくフラッシュインタビューで、指揮官は残り10分の戦い方にこう言及した。
「理想的じゃなくても、みんなで辛抱強く戦って勝つ、ということを実践してくれた」
イングランドが波状攻撃を仕掛けていた終盤で、前半23分に三笘が決めた先制点をなりふり構わず死守する。あわや同点のシュートを頭で弾き返した菅原のブロックも飛び出したなかで試合はそのまま終了し、通算4度目の対戦でサッカーの母国からも初勝利をもぎ取った。
ワールドカップイヤーを前にした昨年末に、森保監督はこんな思いを明かしていた。
「カタール大会では、それこそ10回戦って一度勝てるかどうかの試合をしようと思っていました。たとえばボール保持率で言えば20%対80%くらいだったなかで、それでもドイツとスペインに勝てた。じゃあカタール後の4年間でボール保持率を含めて、強豪国と呼ばれる国に対してすべてを逆転できたかと言われればそれは不可能です。五分五分と言いたいところですけど、正直、まだそこまでも行っていない。それでも実際に戦って、勝つか負けるかがわからない、という勝負にはもっていける、というところまでは来ていると思っています」


















