スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢
トップスケーターからも一目置かれるスキル
五輪、世界選手権、W杯を含めた国際大会での豊富な経験、実績を誇る高木は、指導者として国内外から引く手あまただからだ。
先のミラノ・コルティナ五輪では男女合わせて個人では高木の銅メダル2個(500、1000メートル)に終わった日本連盟はもちろん、スピードスケートの本場であるオランダも招聘に動くともっぱらだ。
高木は164センチと欧米勢に比べて小柄ながら、長身でストロークの大きいオランダの強豪選手と渡り合ってきた。団体追い抜きでは22年北京五輪で銀メダルを獲得するなど、「世界一」と評された一糸乱れぬ隊列を牽引してきた。スピードスケートに詳しいスポーツライターがこう言った。
「高木のスケーティングスキルは本場オランダでも高く評価され、トップスケーターからも一目置かれてきた。海外勢から国際大会の会場でアドバイスを求められることもあった。オランダは今年のミラノ五輪で男子は4位、女子は銀と揃って金を逃した。ここ数年、団体強化が課題とされているだけに、高木は王国復権の切り札と期待されているのです」
フランスのアルプス地域で行われる次回30年大会では高木の教え子が世界を席巻するかもしれない。


















