ドジャースの黄金時代に暗雲…パドレス“39億ドル”新オーナー誕生へ、専門家が指摘する甚大影響

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巨費を投じて先発ローテ整備なら…

 今季から指揮を執るクレイグ・スタメン監督(42)は、パドレスでの現役時代からリーダーシップを高く評価されていた。

 昨季終了後、体調不良を理由に辞任したマイク・シルト前監督に代わってフロントから転身したが、走塁の意識を高めるなど、チーム改革に成功した。

 今月には球団の身売り交渉を進めていた英サッカープレミアリーグ・チェルシーの共同オーナーを務めるホセ・E・フェリシアーノ氏を中心とする投資家グループへの売却で合意した。米メディアによれば、売却額は39億ドル(約6123億円)で、史上最高額となる。6月にも予定されるオーナー会議で身売りが正式に承認される見込みで、経営権の委譲が行われれば、フェリシアーノ新オーナーは8月のトレードデッドラインまでに豊富な資金を使って大型補強に動く可能性もある。

「パドレスが地区優勝、ワールドシリーズ進出を狙うには、現状の戦力では心もとない。昨年10月に右肘のトミー・ジョン手術を受けたダルビッシュら複数の故障者を抱え、現時点で先発として計算できるのは24年に13勝を挙げた右腕キング、4月に緊急補強した通算72勝右腕のジオリトの2人だけ。リリーフ陣の負担を減らすためにも、長いイニングをこなせる投手を補強する必要があります。現時点でドジャースと十分に互角に渡り合えるだけに、新オーナーが巨費を投じて先発を立て直せば、ド軍の牙城を崩せるはずです」(友成那智氏)

 フェリシアーノ氏らの投資家グループは22年にチェルシーの経営に携わると、23年にはアルゼンチン代表MFのE・フェルナンデスら計8人の獲得に総額約461億円をつぎ込んだ。

 同オーナーがパドレスでも金庫を開けば、ワールドシリーズを連覇しているドジャースの黄金時代に暗雲が垂れ込めそうだ。

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