元Jリーガー中西哲生さんが語る 名将ベンゲル監督との出会いと「パーソナルコーチ」という仕事
リミッターを切れば逆転劇は起こる
日本代表は強くなりました。今回も大会前からネガティブなことが何度も何度も起きています。ただ、起きてしまったことは仕方がない。それをどうやってポジティブなマインドに変えることができるか。ピンチの時にチャンスだと捉えることができる思考の転換が必要です。前回大会のドイツ戦、スペイン戦での逆転、親善試合のブラジル戦も逆転でした。
僕は日本人はリミッターをなかなか切らないタイプの民族だと考えています。石橋を叩いて渡り、失敗したくないという意識も強い。しかし、ひとたびリミッターを切ると、とてつもない力を発揮する。ネガティブな要素で追い込まれた時に、そこから思考の転換で生まれてくるパワーに期待したいです。
ここから先はさらに難しい相手、難しい局面が増えてくるはずです。しかしどんな相手であろうともリミッターを切ってプレーし、決勝トーナメントでも日本の力を世界に見せて欲しい。
(聞き手=峯田淳)
▽中西哲生(なかにし・てつお)1969年愛知県生まれ。名古屋グランパス、川崎フロンターレでプレー。2000年に引退。「サンデーモーニング」(TBS系)、「GET SPORTS」(テレビ朝日系)などでコメンテーターを務める。



















