佐々木朗希の“球速低下”はロッテ最終年から始まっていた? 球界OBが指摘した「気がかり」な変化

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 終わってみれば7回2失点で今季初勝利。111球はプロ入り自己最多だ。お立ち台では本気か冗談か、「最近、あまり球が速くないので疲れてない。150キロ台しか出していないので、まだまだ投げられたと思います」と話し、ファンの笑いを誘った。

 最速165キロを誇る佐々木は今季初登板となった3月31日の日本ハム戦でも制球に苦しみ、直球はMAX159キロ。この日も157キロ止まりだった。悪いなりに抑えたと言えるが、評論家の高橋善正氏はこう言う。

「この日の佐々木は最後まで直球の質が悪いままで、まともに使えるボールがスライダーしかなかった、というだけでしょう。それは修正というより、かわしただけです。それでも抑えるのはさすがとはいえ、今季、急に球速が落ちて、制球まで悪くなっているのは気がかりです。意図して球速を落としている可能性もありますけど、オープン戦中に本人は『直球を思うようにコントロールできなかったら苦しくなる』と課題を口にしている。あるいは、直球とは回転のかけ方が異なるスライダーの多投で指先の感覚に狂いが生じているのか。直球の質が改善されない限り今後もスッキリしない投球が続くでしょう」

 まして佐々木は早ければ今オフ、ポスティングによるメジャー挑戦の可能性がある。小手先の投球で抑えられるほどメジャーは甘くないだけに、「160キロの直球」が待たれる。

【連載】フラッシュバック “ゴネ得”米挑戦の軌跡

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