サラリーキャップ導入を左右しかねないド軍オーナー「ウォルター問題」
ファンたちが制度の導入に前向きな姿勢を示すだけでなく、経営者側がロックアウトを行ったとしてもファン活動に影響を受けないという回答が3分の1を占めている。
それとともに、「The Athletic」の調査は「大市場と小市場の球団間の年俸格差の原因は何か」という質問も行っており、「経営者」(57%)、選手(2%)、「両方」(36%)、「どちらでもない」(5%)、「どちらともいえない」(1%)という結果になった(有効回答数1万4129件)。
一連の回答結果は、高額の年俸を要求する選手にも責任の一端はあるものの、問題の原因は市場規模の大きさを背景に選手を集める一部の球団経営者にあるというファンの意識が見える。そして、こうしたファンの視線の先にドジャースのオーナーであるマーク・ウォルターがいることは容易に想像できる。
しかし、ウォルターが運営するTWGグローバルのグループ内での投融資が米司法省と米証券取引委員会の捜査と調査を受けていることは、こうした構図を変えかねない。現時点でウォルター側に違法性はないとはいえ、積極的に高額の年俸で有力選手と契約する姿勢が控えられると、球団間の年俸総額の格差が縮小し得るからだ。


















