「病んだ部下とのつきあい方」西多昌規著

公開日: 更新日:

 今、大企業の97.5%に、心を病んで1カ月以上休職している社員がいるという。部下を持つ立場の中高年にとって、メンタルヘルスの知識は持っていて当然の常識となりつつある。

 まず知っておきたいのが、“病んでいるサイン”だ。とくに分かりやすいのが、遅刻の増加である。うつ病には、午前中は具合が悪く、午後になると持ち直す“日内変動”という症状があるためだ。また、集中力や思考力の低下も表れるため、単純な計算ミスや書類の誤字脱字も増えてくる。

 ただし、サインに気付いてもすぐに病院の受診を勧めてはいけない。休職を突きつけられるような不安感を与えるためだ。異変に気付いていることを優しく伝え、相談に乗る機会を示すことが先決だという。
(中央公論新社 780円)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    抗議デモの最中に…シレッとケーキ泥棒の女の動画が人気に

  2. 2

    吉村府知事が“袋叩き”に…大村知事リコール賛同の見当違い

  3. 3

    給付金利権の闇 違法団体だったサ推協と経産省疑惑の人物

  4. 4

    コロナ禍で…世界トップレベルの下着モデルが農村でバイト

  5. 5

    小池氏圧勝に赤信号 都知事選にイケメン対抗馬で無風一変

  6. 6

    シースルー防護服の下は水着…男性患者には「大きな支援」

  7. 7

    河野氏の野暮すぎる変節 ブルーインパルス発案明言で露呈

  8. 8

    殴られ踏みつけられ…ビートたけしを激撮したカメラマン魂

  9. 9

    “映え写真”のために手伝うフリ…身バレした女性が大炎上

  10. 10

    一人暮らしをする実母の通い介護で毎月赤字&預金減少に…

もっと見る