「快腸!絶好腸!快便力」松生恒夫著

公開日: 更新日:

 4万件以上の大腸内視鏡検査を行ってきた腸疾患治療の第一人者が、便秘の仕組みから解消法までを一挙解説する。

 そもそも、なぜ便秘になるのか。原因はいくつかあるが、便意をもよおしても時間がないなどの理由で我慢するのがとくによくないという。便意を感じにくくなり、直腸まで便が来ているのに排便しにくくなってしまうからだ。著者が開設する便秘外来では、便秘解消の指導として、腸の働きをよくするオリーブオイルやマグネシウムの摂取をすすめているという。マグネシウムは、昆布やヒジキ、カキなどに多く含まれている。

 また、トイレに好きな音楽を流すと、リラックス効果によって排便を助けてくれるという。歌詞のない、スローテンポな曲がおすすめだ。
(海竜社 1300円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  5. 5

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  1. 6

    永野芽郁「二股不倫報道」の波紋…ベッキー&唐田えりかと同じ道をたどってしまうのか?

  2. 7

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  3. 8

    芳根京子《昭和新婚ラブコメ》はトップクラスの高評価!「話題性」「考察」なしの“スローなドラマ”が人気の背景

  4. 9

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 10

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ