「あと1%だけ、やってみよう」水戸岡鋭治著

公開日: 更新日:

 日本初の豪華クルーズ列車「ななつ星」の総合デザインに携わった著者が、大作にどう向き合ったかをまとめた一冊。

 1988年に福岡市のホテルのデザイン担当をきっかけにJR九州の鉄道デザインをすることになった著者。現在、九州で走る「ソニック」や「つばめ」などのデザインも著者が手がけたが、日本初となる「本格的クルーズトレイン」という真新しい列車づくりには、長い道のりと試行錯誤、試練が待ち受けていた。

 本書ではそんな著者が課題、苦労を感動や興味に変えながら、少しずつ打破した経緯が描かれている。

 一年中仕事漬けのような生活を送る著者の意外なオフの過ごし方、考え方も興味深い。

 鉄道ファンだけでなく、毎日の仕事に追われるサラリーマンにも参考になる哲学が随所にちりばめられている。(集英社 1500円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    聖子&正輝の関係修復と健在ぶりに水を差す…沙也加さん元恋人による「踏み台発言」騒動の余波

  2. 2

    渋谷教育学園渋谷から慶大に進んだ岩田絵里奈を育てたエリート医師と「いとしのエリー」

  3. 3

    石川県知事選で現職の馳浩氏が展開した異様な“サナエ推し” 高市人気に丸乗りも敗北の赤っ恥

  4. 4

    「タニマチの連れの女性に手を出し…」問題視されていた暴行“被害者”伯乃富士の酒癖・女癖・非常識

  5. 5

    侍J山本由伸にドジャースとの“密約説”浮上 WBC出場巡り「登板は2度」「球数制限」

  1. 6

    1979年にオフコース「さよなら」がヒット! 無茶飲みしたのは20代前半

  2. 7

    NHK受信料徴収“大幅強化”の矢先に「解体を」の大合唱…チーフD性的暴行逮捕の衝撃度 

  3. 8

    “OB無視”だった大谷翔平が慌てて先輩に挨拶の仰天!日本ハム時代の先輩・近藤も認めるスーパースターの豹変

  4. 9

    和久田麻由子アナは夜のニュースか? “ポスト宮根誠司”めぐり日本テレビと読売テレビが綱引き

  5. 10

    侍Jで待遇格差が浮き彫りに…大谷翔平はもちろん「メジャー組」と「国内組」で大きな隔たり