「和食の知られざる世界」辻芳樹著

公開日: 更新日:

■異文化の視点で「和食」を考察

 幼いころから父・辻静雄に味覚教育を受け、12歳から海外留学してきた著者が、異文化の視点で「日本人が知らない世界の中の和食」を伝える食の案内書。

 まずは、現在の和食の世界的ブームの背景を探る。年商200億円を超えるという一大チェーン「ノブ」やニューヨークで人気のラーメン店「一風堂」などを例に、異文化の流れの中に入り込むそれぞれの「変換力」に注目。京都のある料理店のご飯と目刺しをメーンディッシュにする「あたり前でありながら特別な」料理など、豊富なエピソードで和食の神髄とは何か、さらにどのようにすれば味覚を磨くことができるのかなどをつづっていく。
(新潮社 720円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  2. 2

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”

  3. 3

    世界陸上マラソンで金メダル谷口浩美さんは年金もらい、炊事洗濯の私生活。通学路の旗振り当番も日課に

  4. 4

    田尾監督には感謝しかない 電撃解任の際は一緒に辞めるつもりだったけど…

  5. 5

    政権内で孤立する“裸の高市首相” 「ストレス高じて心因性疾患」を危ぶむ声

  1. 6

    高市首相が自衛隊派遣めぐり安倍側近と壮絶バトル→「クビ切り宣言」の恐るべき暴走ぶり “粛清連発”も画策か

  2. 7

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希がまたも背信投球…指揮官まで「物足りなさ」指摘でローテ降格カウントダウン

  4. 9

    駐車トラブルの柏原崇 畑野浩子と離婚

  5. 10

    高利回りの「個人向け社債」に注目 短期の募集で早い者勝ち