『体の「冷え」は肌をつまめば消える』永井佳子著

公開日: 更新日:

 肩や腰の痛み、便秘や下痢、目の疲れやドライアイなどの不調の原因が、体の“冷え”にあることは珍しくない。冷えと血流や新陳代謝の低下は密接につながっていて、自律神経のバランスを乱してさまざまな不調の引き金になるのだ。

 これを解消するためにはマッサージやツボ押しなどが知られるが、著者が確立した「プルスキンメソッド」は、何と肌を“つまむ”だけ。肌を押すのではなく、つまんで持ち上げることで、こわばった細胞同士を容易にほぐし滞った血液やリンパ液を勢いよく流せるのだという。

 足や脇の下、目の周りなどの肌を、人さし指と親指の腹でそっと持ち上げる。そして、2~3秒キープしたらゆっくりと戻すだけ。仕事中でも簡単にできそうだ。
(ダイヤモンド社 1300円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動