「カラダ・プロファイリング」おのころ心平著

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 両腕を組んだとき、上になるのは左右どちらの腕か。あるいは、顔を正面に向けたまま目だけ動かすとき、動かしやすいのは左右のどちらだろう。これら動作のクセには、その人本来の性質や能力のヒントが隠されているのだという。

 本書では、カラダ・プロファイラーとして2万人以上と接してきた著者が、さまざまな動作から分かる特徴を解説していく。組んだ腕の右が上になる人は、分析的で理論派の思考表現タイプ。左が上の人は情緒派で会話力が高い傾向にあるという。また、目を右に動かしやすい人は好奇心旺盛な芸術家肌。左の人は文章読解力に優れるが会話は苦手なタイプが多いという。自分のタイプが分かると、適した仕事や人間関係もみえてきそうだ。
(集英社 1200円)

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