「ちゃんと知りたい大人の発達障害がわかる本」備瀬哲弘監修

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 かつては子供特有の障害と思われてきた発達障害。しかし近年、成人以降にその症状に気づく“大人の発達障害”が注目されている。

 発達障害にはいくつかの種類があるが、生まれながらの脳機能障害であり、行動・思考・感覚の偏りが主な症状だ。例えば、広汎性発達障害では、社会常識やマナーに関心が薄く、他人の気持ちを想像できないという特徴が見られる。親を亡くしたばかりの友人に、「医療費は高かったの?」「遺産はどうするの?」など、時と場にそぐわない話をしてしまい、しかし何がいけないのかが理解できない。“空気が読めない”では済まされない症状だ。

 本書では、大人の発達障害について解説しながら、治療や生活上の工夫についても述べていく。
(洋泉社 1200円)

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