「長生きしたけりゃデブがいい」新見正則著

公開日: 更新日:

 昨年1月、アメリカの疫病対策センターが米国医師会雑誌「JAMA」に次のようなリポートを発表して話題となった。それは、「BMIが25~30の過体重のグループの方が、BMI18.5~25の普通体重グループより死亡リスクが6%低い」というもの。

 BMIは体重(キロ)÷身長(メートル)÷身長(メートル)で導き出されるが、身長170センチの人ならば72.3~86.7キロのぽっちゃり体形の方が長生きの傾向にあるというわけだ。

 何しろ、太っている人は皮下脂肪で体温を高めにキープできるため、免疫力が常に活性化されている。さまざまなホルモンのバランスを整えるコレステロールも十分に蓄えられ、副交感神経が優位な傾向が強く、ストレスにも強いのだという。これからはデブの時代だ!
(SBクリエイティブ 730円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは