「プロ野球 名人たちの証言」二宮清純氏

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■「王貞治氏をはじめ野球道を究めた13人の名人たちの“匠の精神”を伝えたい」

 通算868本の記録を持つ世界のホームラン王・王貞治だが、ある意味、それ以上に驚かされるのが、通算フォアボール2390個という大記録だ。

「打つべき甘い球は見逃さずに打ち、ボール球は確実に見極めて手を出さない。現役時代、王さんの選球眼の確かさは審判以上ともいわれていました。そのことについてご本人に秘密を尋ねると、“キャンプ中、僕はバットを振る前に必ずブルペンに足を運んでいました。そこでピッチャーが投げるボールをしっかりと目に焼きつける。ストライク、ボールも自分で判断していました”という答えが返ってきた。ただバットさえ振っていればうまくなるほど、バッティングは単純なものではないということなのでしょう」

■野球を愛する全ての人に送る“未来への伝言”

 本書には、王をはじめ野球道を究めた13人の“名人”たちのインタビューが収録されている。スポーツジャーナリストである著者が、その技術論や育成論について深く掘り下げ、名人たる極意を明らかにした、野球を愛するすべての人に送る“未来への伝言”だ。

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