「流通大変動」伊藤元重著

公開日: 更新日:

■少子高齢化時代のコンビニの行く末

 流通の現場から日本経済の変化の潮流を読み解く経済テキスト。

 まずはコンビニの動向に注目。セブン-イレブンが始めた総菜や弁当を客の自宅やオフィスに届けるミールサービスなどを例に、少子高齢化の成熟社会を迎え、コンビニがリピーターを大切にして深掘りする「農耕型ビジネス」に転換したと報告。その他、少品種多量販売を徹底するユニクロのビジネスモデル、日本の流通の中心だった問屋の機能の喪失と再編、そしてかつてはメーカーが担っていた価格設定などさまざまな決定に関与する「チャネルリーダー」のポジションを巡る戦いの激化まで。マクロとミクロの両面から激動する日本経済の今と行く末を見通す。
(NHK出版 780円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  2. 2

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  3. 3

    和久田麻由子アナがフリー転身 NHK出身者に立ちはだかる“民放の壁”と参考にすべき「母校の先輩」

  4. 4

    フジとTBSは「朝8時戦争」“初打席”で空振り三振…テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」独走いよいよ決定的

  5. 5

    王林が地元事務所復帰でいよいよ夢に一直線? 虎視眈々と狙う「青森県知事」への現実味

  1. 6

    「練馬ショック」に自民党は呆然自失…高市首相で東京の首長選2連敗の大打撃

  2. 7

    フジ「月9」ドラマ初主演の北村匠海 映画では“共演者連続逮捕”のジンクスに見舞われたが…

  3. 8

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    エプスタイン問題とイランは地続き…異例の「メラニア演説」で広がる波紋、トランプ大統領の性虐待疑惑が再燃