「伊東正義」国正武重氏

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 本の中にはたくさんのオフレコメモも出てくる。

「何十年ぶりに出しました。今の新聞記者は集団で取材しますが、当時は1対1です。枕元で話を聞くこともある。それだけの人間関係を築いていた。だから、批判しても、的を射ていれば、文句は言われないのです」

 自民党の保守リベラルは廃れ、安倍政権が危険な方向に突き進んでいる。ジャーナリストも権力者の腰巾着にしか見えない今、この本を読むと目が覚める。

(岩波書店 2500円)

くにまさ・たけしげ 1933年愛媛県生まれ。早大卒、朝日新聞入社。政治部記者として歴代政権を担当した後、編集委員。95年退職。現在は政治評論家。

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