「今いちばん知りたい食べ物の話」渡辺雄二著

公開日: 更新日:

 身近な食品に使用されている原材料の驚くべき真相を伝える食リポート。例えば、カキ氷のいちごシロップや、ハム、清涼飲料水などに使用される赤い色素。その正体はコチニールカイガラムシという虫の体液だという。「天然着色料」には違いないが、色を抽出する際に使用される有機溶媒への懸念や、アレルギー反応を起こす昆虫由来のタンパク質の残留が指摘されている。その他、カフェインとアルコールで「効いた感じ」にさせるドリンク剤類、それらに含まれる保存料の安息香酸ナトリウムなど食品添加物の危険性、そして回転ずし店でアナゴとして出される南米産ウミヘビなどの代用魚まで。大切な食を見直すための教科書。

(サンマーク出版 1200円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る