「快眠したければ『首』を緩めなさい」小林弘幸著

公開日: 更新日:

 近頃どうも眠れないという人は、首のコリに原因があるかもしれない。現代人はパソコンやスマホの使用で、長時間首を前傾させた姿勢を取りがちだ。すると、頚椎の1番目と2番目につながっている「肩甲挙筋」に疲労がたまり、首全体にコリが広がる。首の筋肉周辺には太い血管が集中しているため、血流が悪くなるとその影響は全身に広がり、上質な眠りをもたらす副交感神経の機能も低下。不眠が続く事態に陥るのだ。

 本書では、首のコリに対するさまざまな解消法を紹介。40度前後のお湯に首まで5分、半身浴で10分つかる入浴法や、首と骨盤の下に丸めたタオルを置いてあおむけに寝るストレッチ法など、かたまった首が緩むメソッドが満載だ。

(小学館 700円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々