「4週間でぐっすり眠れる本」岡島義著

公開日: 更新日:

 睡眠障害の専門医である著者が、不眠を解消するために開発された認知行動療法について分かりやすく解説。「寝床に入ると目が冴える」といった睡眠に関わる緊張感を修正しながら、「寝不足のため休日は何もやる気が起きない」などの不眠が続くことで癖になっている生活習慣も改善していく。

 この認知行動療法は、不眠患者の7~8割に効果が表れるという。まず行うのが、「睡眠ダイアリー」をつけること。寝床に入った時刻や、いよいよ眠ろうとして照明を消した時刻、目が覚めた回数や再び眠りにつくまでの時間などを1週間記録し、“眠りの質”を明らかにしていく。

 そして、「眠れないことで何が起こるのを恐れているか」を明確にしながら、4週間で眠れない原因を取り除いていく。

(さくら舎 1400円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議