「しなやかな血管が健康の10割」島田健永著

公開日: 更新日:

 人間の全身の血管を1本につなげると、その長さは地球2周以上の9万キロメートル。内腔の総面積はテニスコート6面分の3000平方メートルにも及ぶ。

 血管とは全身の細胞に栄養や酸素を運び、老廃物を回収するための大切な道。肝臓や腸などの臓器をいたわることも大切だが、それ以上に血管を健康に保つことこそが、病気を寄せつけない体づくりには不可欠なのだ。

 血管を若々しく保つためには食事の仕方が大切。アントシアニンやセサミン、リコペンなど植物中に存在するファイトケミカルと呼ばれる抗酸化物質を取ることで、動脈硬化のリスク低減が期待できる。他にも、積極的に取りたいオレイン酸などの油、血管を守るカフェインなど食事のヒントに加え、血管力を高める睡眠運動も紹介する。(ワニブックス 1100円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」