「誤解だらけのマイナンバー対策」萩原京二著

公開日: 更新日:

 明年1月から施行されるマイナンバー制度への対策を解説したテキスト。

 マイナンバー対策を講じている企業は、今年5月の時点でわずか20%足らず。おまけに、マイナンバーが通知されたら、会社は速やかに社員から個人番号を収集しなくてはならないなどの間違った知識ばかりが広まっている。一方で、対応を怠れば、経営の危機にさえ陥る可能性もある。本書では、マイナンバーを社員から収得する前に行うべき準備から、最適な管理方法や運用法を解説。制度構築は、会社の規模や業務内容に合わせる必要があると、独自に考案した28の管理パターンに沿って、外注システムや社労士などに頼らずとも可能な、会社事情に適した対応法が学べる。

(幻冬舎 800円+税)

【連載】新書あらかると

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘