「子の無い人生」酒井順子著

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 著者は「負け犬の遠吠え」を書いたとき、結婚さえすれば「宿題は終わった」という気分になると思ったが、2人以上の子をもって初めて、結婚は完成したと見なされることに気づいた。

「源氏物語」の紫の上は光源氏に愛されたのに、子どもがいなかったので、明石の君が産んだ子どもを育てる羽目になる。安倍政権の女性閣僚は結婚している女性ばかり。市川房枝時代のように「仕事と結婚した」という女性はいない。その上、男性政治家にとって子どもの有無は大した問題ではないが、女性政治家にとって子どもがいることは大きなプラスポイントになる。

 40代になって著者が気づいた日本社会の真実。(KADOKAWA 1300円+税)


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