「コンカッション」ジーン・マリー・ラスカス著、田口俊樹訳

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 アメリカのNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の不正を暴いた監察医の戦いを描いたノンフィクション。

 NFLのスーパースターだったウェブスターを検視解剖したオマル医師は、ある疑念を抱き、彼の脳を精査。アルツハイマー病やボクサー認知症に特有の病変を見つける。

 ウェブスターは引退後に人格崩壊をきたし、奇行を繰り返していた。引退後に性格が一変してしまう選手は、ウェブスターだけではなかった。氏はフットボールでは日常茶飯事のコンカッション(脳振とう)がその原因ではないかと学会誌に発表。しかし、NFLは論文の撤回を求め強く抗議してきた。選手らによる集団訴訟に発展した騒動の内幕を描いた話題の映画の原作。(小学館 830円+税)

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