• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「難民調査官」下村敦史氏

 日本で難民申請をしたクルド人が見せる怪しげな言動に不信感を抱いた東京入国管理局の若き女性担当官・如月玲奈に忍び寄る隠謀の影を追うポリティカル・サスペンス小説。

 著者が挑んだ最新作の題材は“難民調査官”なる耳慣れない職業である。

「この名前を知ったとき、これだ! と思いました。実は難民問題には第59回乱歩賞で日系ブラジル人を題材に作品を書いたころから興味を持っていまして、本格的に“難民モノ”を書くなら難民調査官は外せないと思っていました。ただ執筆中は現実との兼ね合いが難しかったですね」

 ちょうど半分ほど書き終えたころに欧州で怒涛のような難民問題が勃発した。

「びっくりしました。それまで難民問題は、日本でまず取り上げられることがなく、だからこそ書く意味があると思っていたのですが、あれだけ報道されると、逆に書く意味はあるのか、他の作家の方々に先を越されるのではないか、いろいろ不安になりました。でも開き直って、今の情勢も踏まえた作品にしようと思い至りました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  2. 2

    右肘手術をさせたいエ軍と避けたい大谷翔平…暗闘の全内幕

  3. 3

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

  4. 4

    錯乱答弁を連発 テレビ討論でバレた安倍首相の薄っぺらさ

  5. 5

    「9.16」引退宣言 安室奈美恵がこの1年で稼いだ驚きの金額

  6. 6

    今季ワースト4日間7097人 男子ツアーの閑古鳥は誰の責任か

  7. 7

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  8. 8

    降って湧いた放映権問題で…LPGAと大会主催者の対立が激化

  9. 9

    iPhone入手困難に? 米との貿易戦争激化で中国に“奥の手”

  10. 10

    大谷“19勝&350打席”監督予言 2年後には年俸総額150億円も

もっと見る