「脳はあきらめない!」瀧靖之著

公開日: 更新日:

 日本は世界一の長寿国といわれるが、自立した生活を送れる「健康寿命」は平均寿命よりも実は10年も短い。その最大の要因は認知症だ。自立した生活に欠かせない「生涯健康脳」を維持するためのポイントを解説した健康テキスト。

 脳は、生活習慣やトレーニングによって、高齢者でも成長させることができるが、一方で加齢、生活習慣病、肥満ストレスに常に脅かされている。しかし、加齢以外は、本人の努力次第によって改善できる。認知症の原因物質を壊す一方で脳への血流量を増やし、動脈硬化の原因物質を追い出してもくれる栄養素「BDNF」を体内で作るのに欠かせない有酸素運動のススメなど、生涯健康脳を作り出す48の方法を具体的にアドバイス。(幻冬舎 740円+税)

【連載】新書あらかると

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」