「人工知能が金融を支配する日」櫻井豊著

公開日: 更新日:

 人工知能が囲碁のトッププロを破った事件は社会に衝撃を与えたが、こういう技術進歩の影響を一番受けるのが金融業界だ。金融市場は既にロボ・トレーダーの独壇場になりつつある。ところが日本の金融機関は、ヘッジファンドや超高速ロボ・トレーダーといった裏舞台の実情に疎い。日本からのスーパー・ヘッジファンドへの投資も、一部の機関投資家に限定されるなどの要因があるからだ。日本の金融界は経験と勘が頼りの職人気質が強く、数理統計的な分析という発想自体がない。金融界の未来には2つのシナリオがあると著者は指摘する。ソニーのネット銀行設立メンバーの著者による警告の書。(東洋経済新報社 1600円+税)

【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る