「ぶらりぶらこの恋」吉川トリコ著

公開日: 更新日:

 音大を出て、ピアノバーのピアノ弾きのるり子は、宗介からプロポーズされる。数カ月前、るり子は店の設備の修理に来た宗介と知り合った。るり子の演奏に感動した宗介は、その後、店に通ってきていたが、プロポーズされるとは思ってもいなかった。

 人生をぶらぶら楽しく生きるるり子は、20年前に失踪した父を見つけることを結婚の条件にして、まずは同棲を始める。以来2年、宗介に「ぶらこ」と呼ばれながら2人は仲良く暮らしていた。しかし、最近、るり子はピアノ教室の生徒・暁生の存在も少々気になる。そんな中、ささいなことで宗介との仲に溝が生まれてしまう。

 ひとところに収まらず揺れ動くるり子と、彼女を見守る宗介を描く切ない恋愛小説。(講談社 680円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    木村拓哉の千葉支援に重なる“解散から10年”SMAPの絆 義援金2000万円を届けた行動力

  2. 2

    (6)甲斐拓也が松井巨人に“切られた”本当の理由…成績低迷に加え「福岡帰省連発」でもヒンシュク買っていた

  3. 3

    申ジエを見ていて苛立った…国内ツアーは「スロープレー」の撲滅をそろそろ啓蒙するべきだ

  4. 4

    (1)松井秀喜監督で“淘汰される選手” 「確率が高いものを大切に。守備走塁は100%」の真意

  5. 5

    テニス部キャプテンを務めた“スポーツマン”日村勇紀と“お嬢様”神田愛花が歩んだキャリア

  1. 6

    (5)松井監督が自覚する「優柔不断」…高橋由伸ヘッドコーチも“同類”という懸念

  2. 7

    「VIVANTに出てるんだから口閉じろ」…キムラ緑子の高市首相批判に噛みつくSNSの異常と低レベル

  3. 8

    中日一軍打撃コーチ就任の所信表明 キャンプで真っ先に「変えたいこと」がある

  4. 9

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  5. 10

    米球界挑戦の横浜・織田翔希は間違いなく巨人入りに翻意する 松井監督誕生で見えた“説得の筋書き”