「ビートルズは眠らない」松村雄策著

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 小学校6年のとき、ラジオで「プリーズ・プリーズ・ミー」を聴いて以来、ビートルズに魅せられ続けてきた著者。「生きて行く上でのすべてが、ビートルズにはあった」と語る氏による音楽エッセー。

 1990年、ポール・マッカートニーがソロとして初来日。コンサートの内容もさることながら、中年のおじさんになったポールの髪が長かったことに注目。その姿に、ビートルズが「何をやったって、かまわないんだ。やっちゃいけないことなんて、ないんだ」と教えてくれたことを40代になった自分に思い出させてくれたと記す。その後のジョージの死や03年の「レット・イット・ビー…ネイキッド」まで。今も新たなファンを獲得し続ける伝説のバンドの解散後の4人について熱く語る。

(小学館 630円+税)

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