• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「少女ミステリー倶楽部」ミステリー文学資料館編

 テレビで3日前に近所の郵便局に強盗が入ったニュースを見ていた「彼」を刑事が訪ねてくる。前日、彼が家賃として払った1万円札の番号が、強盗された紙幣のものと一致したというのだ。身に覚えはないが、彼はその金の出所を明かすことができない。実はその金はある少女から盗んだものだった。2日前、喫茶店で少女から声をかけられた彼は、1万円で商談が成立してホテルへ。借金に追われ支払う金がない彼は、事後、彼女がシャワーを浴びている間に、ポシェットの金を盗み出し、その場から逃げ帰ったのだった。(連城三紀彦著「少女」)

 その他、妊娠した少女との結婚に反対された青年が彼女の母親を殺した事件の謎を追う検事を主人公にした笹沢佐保の「六本木心中」など、危うさと妖しさを兼ね備える少女たちが登場するミステリー13作を収録。

 (光文社 880円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    虎最下位で金本続投白紙…後任に掛布・岡田という“断末魔”

  2. 2

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  3. 3

    投票の“証拠写メ”強制…沖縄知事選で自公が異常な締めつけ

  4. 4

    ラミ監督は窮地…DeNA“横浜回帰”で浮上する次期監督の名前

  5. 5

    浮沈はサーシャに…大坂なおみ“女王君臨”への落とし穴

  6. 6

    杉田水脈議員“擁護論”の怪 「論として成立」していない

  7. 7

    巨人が4年連続V逸…広島をマネしたくてもできない断末魔

  8. 8

    テニス協会が大坂なおみへ 全米V報奨金800万円は妥当か

  9. 9

    貿易戦争 中国の切り札「米国債売却」で日本にシワ寄せ

  10. 10

    大坂なおみに完敗 女王セリーナが全米決勝で逆上した真相

もっと見る