「猫はためらわずにノンと言う」ステファン・ガルニエ著 吉田裕美訳

公開日: 更新日:

 世界22カ国で翻訳された話題の全仏ベストセラー。フランス・リヨン生まれの著者が愛猫ジギーとの暮らしの中で気付かされた生き方の極意をつづった自己啓発書だ。

 たとえば「自由なら、あとはどうでもいい」の項。好きなものだけを手元に置き、気に入った人間関係だけを残し、夢中になれる活動や仕事だけをして暮らす、という夢みたいな生き方も、猫にとっては当たり前。それは生まれつきの性分で、生きることの基本で、猫にとって自由でいること以外はすべてどうでもいいことなのだ。

 他にも、猫が教える「群れずに、ありのままを受け入れて生きて行く方法」など、人生のヒントが満載。

(ダイヤモンド社 1300円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動