「猫はためらわずにノンと言う」ステファン・ガルニエ著 吉田裕美訳

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 世界22カ国で翻訳された話題の全仏ベストセラー。フランス・リヨン生まれの著者が愛猫ジギーとの暮らしの中で気付かされた生き方の極意をつづった自己啓発書だ。

 たとえば「自由なら、あとはどうでもいい」の項。好きなものだけを手元に置き、気に入った人間関係だけを残し、夢中になれる活動や仕事だけをして暮らす、という夢みたいな生き方も、猫にとっては当たり前。それは生まれつきの性分で、生きることの基本で、猫にとって自由でいること以外はすべてどうでもいいことなのだ。

 他にも、猫が教える「群れずに、ありのままを受け入れて生きて行く方法」など、人生のヒントが満載。

(ダイヤモンド社 1300円+税)

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