「山口組三国志 織田絆誠という男」溝口敦著

公開日: 更新日:

 2015年、日本最大の暴力団、山口組から井上邦雄が脱退して神戸山口組を立てたが、2017年、その神戸山口組から織田絆誠が分派し、任侠山口組を結成した。井上が山口組を脱退したのは、6代目司忍率いる山口組が多額の上納金を徴収し、出身組織をひいきし、進言、諫言(かんげん)を聞かないためだった。

 ところが、神戸山口組も同じことを行ったため、織田は「大義」が失われたとして任侠山口組を結成したと語る。ふたつの山口組を最終的に合一するのが前提である。「任侠団体」とつけたのは、最終ゴールが「脱反社(反社会的勢力)」だからだ。

 織田代表とのインタビューを中心に、ヤクザ取材を集大成した一冊。

(講談社 1600円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離