「死ねば宇宙の塵芥」曽野綾子、近藤誠著

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「医者に近づかない」人気作家と、「医者に近づくな」と主張する医師が、いかに老い、いかに死ぬかを語り合った対談集。

 近藤氏自身、40年間で医者にかかったのは研修医になるときの健康診断と、足の骨を折ったと勘違いしたときだけという。平均寿命が延びたのは衛生状態と健康状態が良くなったためで、医療は皆が思うほど貢献していないと話す。

 3人の親を介護したという曽野氏は、その体験を語りながら、これからいちばん大変なのは、嫌な話だけれど「年寄りをどう始末するか」という問題だと指摘。一方で、生き方は選べるけれど、死に方は自殺以外は選べないから考えたってしょうがないとしながらも、理想的な死に方について話し合う。

 (宝島社 700円+税)

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