「サラリーマンのごちそう帖」藤枝暁生著 阿部結/絵

公開日: 更新日:

 現役サラリーマンが北海道から沖縄まで巡り歩いた41軒の酒場ガイド。ガイドといっても、住所、電話番号など店の基本情報が載っているわけではない。もちろん読めば場所の見当はつく。本書の読みどころは、暖簾をくぐって店内に入ったあとの情景(お客の人間模様とか料理の味とか)がまるで映像を見ているように鮮明にイメージできる点だ。

「周りを見渡してみれば、皆、お約束のように紺かグレーの地味なスーツ。色とりどりじゃない…。まあ、いいか…。いやあ、飲むほどに声が大きくなっていき、その声に被せるように更に大きな声で。流石はサラリーマンの聖地、恐るべし、駒忠殿」(築地・駒忠)

 前著「サラリーマン居酒屋放浪記」の続編。

(朝日新聞出版 1500円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  4. 4

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 7

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  3. 8

    Snow Manの強みは抜群のスタイルと、それでも“高みを目指す”チャレンジ精神

  4. 9

    小室眞子さん最新写真に「オーラがない」と驚き広がる…「皇族に見えない」と指摘するファンの残念

  5. 10

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か