「捜査一課殺人班 狼のようなイルマ」結城充考著

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 あらゆる毒を自在に操る殺し屋の蜘蛛は、依頼された仕事を完遂後に、クライアントに命を狙われる。蜘蛛はクライアントの闇組織を通じて、自分の始末を命じた本当の依頼人に接触する。

 一方、不審死体が見つかった地下鉄のトイレに臨場した捜査第1課の女刑事・入間祐希(イルマ)は、遺体から血液が流れ続けていることに気がつく。鑑定で死因はハブ毒による多臓器不全と判明。イルマは聞き込み中に聞いた新興IT企業シェヴロン社の存在が気になる。さらに、銀座のレストランで外国人が服毒死。調べると青酸カリを飲んで死んだ男の遺体から樹木の種子から採取される猛毒ストリキニーネが検出される。

 組織からはみ出した一匹狼のイルマが事件の真相に迫る警察小説。

 (祥伝社 720円+税)

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