「ふしぎ地名巡り」今尾恵介著

公開日: 更新日:

「上田」という地名は各地にあるが、東京都日野市のそれは「かみだ」、福井県小浜市では「かみた」、東京都大田区南六郷にあるバス停(旧地名)は「じょうでん」と、字面は簡単なのに誤読しやすい地名は意外に多い。同じくあの2人のように地名の羽生も読み方が2通りあるが、ハニュウもハブも粘土質の土地に付く地名で、元は埴輪(はにわ)の「埴」の字を羽に置き換えたもの。東京都北区の赤羽も同類で、関東ローム層の赤土が目立つことから名付けられた。

 こうした全国の地名の由来や意味を一つ一つ読み解いていくエッセー。

 身近な地名から、「南あわじ市市市」「ポンポン山」などの珍名、そして町をチョウ・マチのいずれで読むかの法則性など。一筋縄ではいかぬ地名を巡る面白エピソード満載。

(筑摩書房 720円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  2. 2

    小池栄子が一番の被害者? 佐藤二朗“ハラスメント騒動”に足引っ張られた「さよならノワール」の評価は上々

  3. 3

    戸郷が離脱、則本メッタ打ちで巨人が緊急補強へ…候補に挙がる「オリックス投手」の名前

  4. 4

    安青錦は「カラダ」より「アタマ」に課題…2ケタ勝利で大関復帰を果たせるか

  5. 5

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  1. 6

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  2. 7

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  3. 8

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  4. 9

    高市首相が衆院集中審議に“出たくない”とブー垂れ…身内の自民国対「もう疲れ果てた…」ヘトヘトのお気の毒

  5. 10

    ベタ折れで肝いり法案断念の維新 吉村代表と馬場前代表にミゾで「国会組」vs「大阪組」のバトル勃発