「猫は神さまの贈り物<小説編>」星新一、森茉莉ほか著

公開日: 更新日:

 猫をテーマにした名作を編んだアンソロジー。

 エス氏は、郊外の林の奥の家で、高価で毛並みの良いネコと暮らしていた。ネコを心からかわいがり大切にしていたエス氏は、ネコの好きな食べ物を研究しては、それを作って与え、ネコが元気をなくせば医者を呼んだ。

 そんなある夜、誰かが玄関をノックした。ドアを開け、相手の姿を見たエス氏はその場で気を失ってしまう。そこにいたのは遠い星からやってきた異形のカード星人だった。どんな星のどんな生物ともテレパシーで話せる能力を持つカード星人は、部屋にいたネコに話しかける。(星新一著「ネコ」)

 ほか、兄猫が亡くなり妹猫との日々を描く吉行理恵著「雲とトンガ」をはじめ、室生犀星や小松左京ら9人の作品を収録。

(実業之日本社 760円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒