「ダ・ヴィンチ、501年目の旅」布施英利著

公開日: 更新日:

 2019年に没後500年を迎えた「万能の天才」レオナルド・ダ・ヴィンチの魅力と秘密を探るべく、世界各地の美術館やゆかりの地を巡るアート紀行。

 2005年、修復を終えた「最後の晩餐」と対面。そのときの著者は、ダ・ヴィンチがこの絵を描いたときと同じ45歳だった。これまでも何度か見てきたが、剥落が絶妙な効果を生み出し、長い年月を経て天才が構想したであろう画面の配置・構図がくっきりと見えるようになったという。この21世紀の「最後の晩餐」こそ、もしかしたら本当の「最後の晩餐」かもしれないという。

 そのほか、フィレンツェにある「受胎告知」から、ロンドンの「岩窟の聖母」、そしてパリの「モナリザ」まで、美術・解剖・工学の視点から作品を読み解き、その美の本質に迫る。

(集英社インターナショナル 920円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒