「ごりょうの森」花房観音著

公開日: 更新日:

 京都の長岡京で小料理屋を営む香夜子は、毎夜、客を自宅に誘う。ベッドで男に貫かれながら香夜子は、自分がどれほど男と交わるのが好きか、隣室にいる夫の覚馬に聞かせるよう声を上げる。

 覚馬は、奔放な香夜子と異なり清純だった妹の沙良の婚約者だった。香夜子が誘惑して、駆け落ち同然で結婚したが、沙良はその後、食べ物を受け付けなくなり3年後に病死。沙良の死を機に覚馬は男性機能を失ってしまった。そんな覚馬が許せず、香夜子はさまざまな男と寝るようになったのだ。

 ある日、沙良の家庭教師だった正人が香夜子に会いに来た。正人は寝物語に近所にある乙訓寺に幽閉されていた早良親王の話を始める。

 平将門や菅原道真、早良親王など「怨霊」をテーマに描いた官能小説集。

(実業之日本社 759円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バナナマン日村勇紀の幸せ休養生活 “愛妻”神田愛花アナとのベッドからは唐揚げがポロリ!

  2. 2

    中日次期監督に工藤公康氏が選ばれて、桑田真澄氏が落選したワケ…元SBコーチ「工藤野球」の正体明かす

  3. 3

    お疲れさま外務省…中国の「高市早苗」呼び捨てに抗議、せっかくの“対話サイン”にイキリ返し広がるア然

  4. 4

    長嶋茂雄監督のことを「好きなわけない」とキッパリ “空白の一日”から4年後の本音を語った選手

  5. 5

    簗農相「予算カット」発言で狙い撃ちされた自治体でうじゃうじゃ沸き立つ“ヤナ評判”

  1. 6

    買収上手のドン・キホーテが今度はトイザらスを取得 創業者で現会長・安田隆夫氏の後継者は?

  2. 7

    個人情報保護法を改悪強行した高市政権「自分の情報は自分で守れ」の支離滅裂

  3. 8

    timelesz会見で注目された篠塚大輝の成長 アンチも認めた“完璧な”振る舞い

  4. 9

    参院立ち往生で簗農相ジ・エンド…「知恵袋のやなちゃん」辞任第1号秒読み

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

おすすめ求人情報

Sponsored by 求人ボックス