著者のコラム一覧
山上たつひこ

1947年、徳島県生まれ。70年「光る風」で注目され、72年「喜劇新思想大系」でリアルな画風のギャグを確立。74年連載開始の「がきデカ」が社会的ブームに。88年から小説執筆を開始。2014年、原作を担当した「羊の木」(いがらしみきお画)が文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。著書に「蝉花」「火床より出でて」「大阪弁の犬」「王子失踪す」ほか。

(19)ジロット社のペン先は異国の香り

公開日: 更新日:
イラスト とり・みき

 綾瀬は絵の制作でペンを多量に使う。ペンの消耗度が高いのだ。一本の付けペンを何か月も使い続けるイラストレーターもいるようだが、綾瀬の場合は常に新しいペン先でないと納得のいく描線にならない。

 彼はお気に入りのペン先が収まった小さなケースに友好の視線を送った。その文具には異国… 

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【連載】金鳳花のフール

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