「アミュレット・ホテル」方丈貴恵著

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「アミュレット・ホテル」方丈貴恵著

 ホテル探偵の桐生に、ホテルのオーナーの諸岡から電話があった。「トラブル発生だ」。別館の1101号室に行くと、ソファに死体が横たわっていた。強請屋の佐々木だ。だが、佐々木の部屋は0906号室で、この客室の宿泊客は詐欺グループのボス、信濃だった。

 その日の朝、5時過ぎ、信濃から鍵が壊れていてドアが開かないとクレームがきた。ホテルのエマージェンシーキーでも開かない。結局、扉を蹴って開けたが、ドアのレバーハンドルの下にサービスワゴンが押し込まれて、ロック状態になっていたことが判明。奇妙なことに、佐々木の死体の隣には従業員の遠谷が倒れていたという。(「エピソード1」)

 犯罪者御用達のホテルで起きた事件を描く探偵小説。 (光文社 1870円)

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