「日本が滅びる前に」泉房穂著

公開日: 更新日:

「日本が滅びる前に」泉房穂著

 兵庫県明石市の前市長が、自らの実践とその政治理念を語り、日本再生への道を説いたテキスト。

 氏は在職時に「子どもは未来」を街づくりの基本とし、18歳までの医療費や第2子以降の保育料など「所得制限なしの5つの無料化」をはじめとする市独自の子育て支援策を実施。その結果、10年連続の人口増、8年連続の税収増を実現。今では全国の市町村で明石市の施策を取り入れる動きが広まっているという。

 本来は国がすべきことを、なぜ地方の自治体がせざるを得なかったのか。その原因は、上意下達の日本のピラミッド型社会の構造にあると指摘。このままでは国の形を失ってしまうと危惧し、一番真ん中に市民を置いた「市民ありき」の同心円状社会への変革を提唱する。

(集英社 1100円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  2. 2

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  3. 3

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  4. 4

    大谷翔平のホワイトハウス訪問に思わぬ落とし穴…トランプ大統領の「余計な援護射撃」に要注意

  5. 5

    48年ぶり映画出演の由美かおるさんが語る 人生が変わった瞬間「11PM」「水戸黄門」エピソード

  1. 6

    日本ハム伊藤大海が受けた甚大被害 WBC「本当の戦犯」は侍ジャパンのベンチだった!

  2. 7

    佐藤二朗vs橋本愛ハラスメント騒動は「文春嫌い」「フジテレビ嫌い」「共産党嫌い」が絡み合うカオスに

  3. 8

    国会嫌い高市首相「2つの疑惑」からの逃げ切りも画策…逆ギレから3週間、「秘書陳述書」提出の動きなし

  4. 9

    要潤、玉山鉄二、速水もこみち…40代イケオジ俳優3人の「人生いろいろ」

  5. 10

    西武は渋谷店閉店、池袋本店はヨドバシカメラに…海外ブランドに振り回される国内百貨店の実態