「これからの時代を生き抜くための資本主義入門」丸山俊一著

公開日: 更新日:

これからの時代を生き抜くための資本主義入門」丸山俊一著

 ITなどのデジタル技術によって情報の伝達が非常に便利になった。だが、それによって生まれた差異による利潤獲得競争が激化して労働者の心をさいなみ、社会の形もゆがんでいる。

 21世紀になって「アテンション・エコノミー」という概念が広まった。消費経済から情報経済に移行する過程で、人間のアテンション(注意力)が貴重な資源に変容すると予測する。人の関心や注目の度合いが経済的な価値をもつ商品となり、それが貨幣のような機能をもつ状況が到来するのだ。

 NHKでエグゼクティブプロデューサーとして「欲望」をキーワードにドキュメントを企画した経済学者が21世紀の資本主義を読み解く。

(辰巳出版 1760円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  2. 2

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  3. 3

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  4. 4

    安青錦は「カラダ」より「アタマ」に課題…2ケタ勝利で大関復帰を果たせるか

  5. 5

    小栗旬は「思い入れがない」コメント…福田雄一監督また炎上でも仕事が減らない映画業界のウラ事情

  1. 6

    要潤、玉山鉄二、速水もこみち…40代イケオジ俳優3人の「人生いろいろ」

  2. 7

    高市首相に“もう1つの爆弾”「副首都法案」炸裂の可能性 会期延長なら疑惑追及&身内疲弊のWパンチ

  3. 8

    二宮和也をNHKが起用で音楽特番MCは元嵐まみれに…テレビ局では“ポスト嵐”探しが迷走中

  4. 9

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  5. 10

    引退した東山紀之に錦織一清演出で「少年隊」還暦コンサートのすすめ