「大阪は踊る!」高遠響著

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「大阪は踊る!」高遠響著

 深夜、大阪市の地下を震源とする震度5弱の地震が発生。幸い惨事には至らなかった。翌日、市役所に道頓堀でたこ焼き屋を営むやすえが苦情を訴えに来たが、後片付けに追われる職員にたらいまわしにされ、拓郎が所属する「どないしょう課」が対応することに。どないしょう課は過去に失態を犯した課長の広瀬と華子、拓郎の3人しかいない雑用係だ。3人で現場の道頓堀に向かうと、原油が湧き出していた。

 市長の館山は、さっそく道頓堀油田開発計画を打ち上げ、大プロジェクトが動き出す。利権を求めて府知事や総理大臣らもなにやら画策。一方のどないしょう課は、やすえの店の2階に間借りして、商店街の店主たちの相談や苦情に対応する。

 突然の原油騒動に右往左往する人々を描く長編エンターテインメント。 (アルファポリス 1320円)


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