「いつも、その役を生きるつもりでやるのですけど、お芝居って本当に奥が深いですね。満足とか頂点は死ぬまで到達できないと思います。でも、やっぱり演じること、特に映画は私には特別なんです。大きなスクリーンに出るのは幼稚園の頃からの夢で、封切りになるとお父さんらと映画館に並んで、邦洋問わず、よく見ていたんですよ」
宮沢りえらを輩出した三井のリハウスガールでのデビューが1997年、NHK朝の連続テレビ小説「ほんまもん」などに出演していた頃を聞くと、「遠い昔ですね。通過点、よく頑張っていたと思います」と言って、笑った。
19日、テアトル新宿ほか全国公開。