「VECTOR BREWING(ベクターブルーイング)寄居醸造所」林の中の元プロレス会場で生み出される個性豊かなビール
雑木林のグネグネ道の突き当たりに、唐突に現れたのは猫パンチどころか一撃必殺のストレートパンチを繰り出す巨大な黒猫⁉ 壁いっぱいに猫が描かれた体育館くらいの建物は、クラフトビールの醸造所「ベクターブルーイング」だ。
母体はビール好きが高じて仲間と共に起業し、今では都内でいくつかの飲食店を展開するライナ株式会社。浅草橋の醸造所が手狭になったため、2023年にこの埼玉県寄居町に醸造所を増設したそう。
武闘派の猫が飛び出して猫パンチをお見舞いされないか、恐る恐る中をのぞいてまた驚いた。スポットライトを四方八方から当てられた8本のタンクたちが、まるで王者のようにキラキラきらめいていたからだ。でもこんなドラマチックな仕掛け、工場に必要?
随所にプロレス時代の名残が
迎えに来てくれた工場長に聞いてみたところ、「ここは昔、プロレス会場だったとか。その頃のライトを利用しています」と衝撃発言。よく見れば、方角の表示や選手控室など随所にプロレス時代の名残あり。かつての選手入場口には大麦の袋が積まれ、大歓声の代わりにゴウンゴウンと麦芽粉砕機がうなる。苦くて甘い独特の香りに包まれながら、数人のスタッフがタンクの調整や瓶詰め作業を黙々と行っている。
ビールの材料は麦芽(モルト)、ホップ、水、酵母の4つ。麦芽を砕き温水と混ぜお粥状になると酵素の動きで甘い麦汁に。ホップを加え煮沸し冷却。次に酵母を入れ発酵させアルコールと炭酸ガスをつくる。低温のタンクで数週間ほど熟成させ味をまろやかに。異なる素材が激突し黄金のビールへと昇華する。
■関連記事
-
おとなの工場見学 「VECTOR BREWING(ベクターブルーイング)寄居醸造所」林の中の元プロレス会場で生み出される個性豊かなビール
-
注目の人 直撃インタビュー 「羊フェスタ2026」主催者が語る 羊ファンが魅了されるのは“ちょうどいいマイノリティー感”
-
もぎたて海外仰天ニュース 地上41階160mの高層ビルからベースジャンプしたら宙づりに…NZで救助されたベルギー人男性の顛末
-
知らないと怖い! AIとネット社会の落とし穴 タイムズカーで免許証画像146万件、ヤマトでは購入履歴も流出…あなたの個人情報を守る「7つの自衛策」
-
知らないと怖い! AIとネット社会の落とし穴 GMOで顧客情報流出やFX不正取引、熊谷正寿社長が涙の謝罪も…セキュリティーの研究者が指摘する「本当の問題点」
-
世のオジサンたちが佳子さまに期待する「婚活ファッション」など余計なお世話 ご本人の装いににじむ社会へのメッセージこそ至高
-
年金不安時代を生きるワーキングシニアの懊悩 パチンコの景品交換所はシニアに人気の仕事 元ホワイトカラーが辞めない理由とは?


















