俳優・新田純一が感謝するコロッケの「4時間モノマネ特訓」

公開日: 更新日:

 演じきった新田にコロッケがかけた言葉は「これで終わっちゃダメ」だった。翌日、2人は渋谷のカラオケボックスで次にやるモノマネの曲選びと特訓をやった。

「コロッケさんがどんどん入れていく。ボクがワンフレーズ歌って、これは違うなと思ったら止めて次の曲にいく。その繰り返しを何百曲とやって行き着いたのが徳永英明さんの『壊れかけのRadio』。鼻で歌うようにとアドバイスされたんですが、そうしたら本当に徳永さんぽくなったので、プロは目の付けどころが違うと感心しました」

 店を出ると、外は真っ暗。入ってから4時間経っていた。その間ずっと練習していたのだ。その甲斐あって本番では優秀賞をもらった。ディレクターからも気に入られ、準レギュラーとして起用されるようになった。

「次は松崎しげるさんの『愛のメモリー』を選んだのですが、歌い終わってもなぜかまだ曲は続いている。そして、松崎さん本人が登場して納得でした。ああいうのは絶対ヤラセだと思っていたんです。松崎さんとは古くからの知り合いですが、出演の話はまったく聞かされていなかった」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景