4度のがん手術&破産危機報道でも…黒沢年雄が元気な理由

公開日: 更新日:

 週刊誌に続き、今度はテレビで告白――。黒沢年雄(70)が26日、朝の情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ系)にVTRで出演。改めて昨年だけで4回のがん摘出手術を受けたことを明かした。

 何でも、昨年2月に内視鏡手術で食道がんを切除したものの、その半年後に再発。同時に初期の胃がんが見つかり、手術から8カ月後の10月に改めて2カ所を手術。すると今度は悪性ポリープが胃の粘膜に達している危険性があることが分かり、年末に胃の3分の1を腹腔鏡手術で切り取ったという。「いずれも開腹とは異なり、手術痕も小さく術後の癒着も少ない」(医療ライター)とはいえ、心境は推して知るべしだ。

 しかも、黒沢を襲った悲劇はそれだけにあらず。4回目の手術と同時期に不動産投資の失敗で8億円もの借金を抱え、破産危機とも報じられた。それでも、「アベノミクス効果で自宅や所有していたアパートの地価が上昇し、窮地を脱した」(芸能関係者)というから、“持っている”というか、しぶといというか……。

 最近は、すっかりトレードマークとなったニット帽をプロデュースして販売。テレビでも破顔一笑で明るくがんを語る様子が印象的だった。古希のベテラン俳優はまだまだ元気である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋