水谷豊のようなオシャレは?プロが明かす刑事ドラマの真実

公開日: 更新日:

 刑事同士がどう呼び合うか。これも気になる点だと思います。「太陽にほえろ!」のように「山さん」「ジーパン」なんて呼び合うことはありませんね。同期の場合、名前にちゃん付けで呼ぶことはあります。上司の場合は「課長」「係長」と役職名ですね。

 刑事同士が捜査情報に関してどうコミュニケーションを取るかですが、実際とドラマではかなり違いますね。よく酒場で捜査のことを話しているシーンがありますが、まず一見の店でベラベラ捜査のことをしゃべることはあり得ません。

「相棒」の右京さんは事件後、行きつけの女将の店で一杯やりながら、事件を振り返ったりしますが、そういうこともしませんね。

 事件が解決すると、みんなで打ち上げをやるシーンも見かけますが、あれはありですね。その場合は必ず行きつけの店で2000~3000円の会費制です。領収書をもらう時は「上」と書いてもらいます。

▽小林潔 元厚労省関東信越地区麻薬取締部捜査第1課長。42年生まれ。拓殖大卒。近著に「白い粉の誘惑・麻薬Gメン捕物帖」(宝島社)がある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった