下戸のはずが…50歳過ぎて水島裕さんに訪れた「酒の転機」

公開日: 更新日:

 ゆっくり飲めば大丈夫と思ったときのうれしさといったら……。すぐに酒屋さんに走って買い求めたのがダルマ。青春時代の憧れだったサントリーオールドです。同級生も先輩も飲んでいるのに、僕はいつも蚊帳の外でしたからね。

 50歳をすぎて、ウイスキーをようやく味わうことができる。この喜びはわかってもらえないかもしれませんね。強めの炭酸を入れて氷入りのジョッキにダルマをトクトクと注ぐ。クルクルとマドラーを回して、グビリとやる。徐々に慣れてきて食後に4杯くらい空けたりしています。
 そして、もっとうれしいのが酒席。アニメ「寄生獣 セイの格率」の島崎信長君たちとか、若手の飲み会に入れてもらうんですけど、スタジオや仕事場での席とは違う交流、つながりができていくんですよ。

 4月15日から20日まで山寺宏一さんらと、博品館劇場で「パパ、アイ・ラブ・ユー!」というコメディーをやります。みんなで頑張った後「お疲れさま!」って乾杯して、楽しく酔えたらいいな。舞台が今から待ち遠しいです。

▽みずしま・ゆう 1956年1月、東京都出身。日大芸術学部卒、声優、俳優としても活躍。現在はTBS系「ひるおび!」のナレーションを担当。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった